反戦ライヴミーティング「NO! more WAR NO! more YAHATA art & music meeting」に出演いたしました

昨日は北九州市八幡区のDelSolにて開催された反戦ライヴミーティング「NO! more WAR NO! more YAHATA art & music meeting」に出演いたしました。
お越しいただいた皆様、共演の皆様、会場DelSolの皆様、開催に尽力された主催者様、誠にありがとうございました!!

 

個人的には、2年以上人前で演奏してなかったにしては上出来だったかと思います。
演目↓も含めて、私が今回の趣旨にふさわしかったかどうかは分かりませんけど。


=SET LIST=
1 ワカランデモナイ
2 箱舟は見つかったかい?
3 The Kids Are Alright

 

尚、本日はステージの前面にとあるメッセージを掲げて演奏しました。
オマケとしてその写真を掲載しておきます。はい、ご想像の通りパワポで10分で作りました(笑)。

 

反戦ライブミーティング「NO!more WAR No!more YAHATA」に出演します

こんにちは、TARJEELINGの聡文三です。
本日はお知らせを一つ。
TARJEELINGは来る8/8(土)、北九州のDELSOL Cafeで開催される反戦ライブミーティング、
「NO!more WAR No!more YAHATA」に出演する事となりました。
以下はその詳細です。

大庭謙仁(DELSOL) 山田ツトム 共同企画
2026年8月8日(土)
「NO!more WAR No!more YAHATA
 art and music meeting 
 @DELSOL 2026 8.8」

開場12時 開演12時30分
終演予定22時

料金 投げ銭+ワンオーダー
会場 DELSOL Cafe
(北九州市八幡西区前田町3-10-26)

※1945年8月8日八幡大空襲のあった日に開催する平和を願い反戦を示すライブミーティングです。
投げ銭は全額国境なき医師団中東募金に寄付させていただきます。

illustration 大庭謙仁
designworks sunny

NO!more WAR No!more YAHATA  art and music meeting  @DELSOL 2026 8.8



以前お知らせしたとおり、TARJEELINGは2024年5月を最後に講演活動を無期限休止しておりますが(奇しくも最終講義の会場は今回と同じDELSOL Cafeでございました)、
世界情勢及び国内情勢を鑑みるに、今は通常にも増して色んな形で反戦をアピールする機会が用意されるべき時期。
また、今実際に戦争の犠牲となっている人々への支援も必要とされています。
この度上記の状況を受けて、及ばずながら講演という形でご協力をさせていただく事となりました。
皆様万障繰り合わせの上、おいでいただければ幸いに存じます。

「(from the)Hillside ep」についての覚書 最終回-6曲目「平日昼間の世界」

TARJEELINGは2026年第1弾リリースとして、「(from the)Hillside ep」をYoutubeのプレイリストとして発表いたしました。
これは昨2025年にリリースした「平日昼間の世界」「VIVA、暇!!」「The Kids Are Alright」の既発3曲と、
今回新たにリリースする3曲「Salatiha #1」「Canaria」「SUTERU」を加えたものです。
リリース記念としてしばらくの間、「(from the)Hillside ep」についての覚書を連載いたします。
最終回は6曲目、「平日昼間の世界」について。

平日昼間の世界(リリックヴィデオ)/TARJEELING


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(from the)Hillside ep/TARJEELING

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さてこの連載もいよいよ最終回という事で、必然的に「(from the)Hillside ep」のクロージングトラックである「平日昼間の世界」の話になるのですが、
実は6曲の中でリリースが早かったのはこの曲で(2025年5月発表)、その際に主だったコメントはこちら↓で掲載しているんですね。

tagahillrecords.hatenablog.com

なので今回は、主に制作関連の話をしようかと思います。
この連載の最初の方で、本作は結構声を張る曲が多かったのでヴォーカルはスタジオに行って録る必要があった、という話をしましたが、実はこの曲だけはヴォーカル録音まで自宅で行っています。
そんなに小さな音量ではないんですがまあ近所迷惑にならない程度の(笑)ヴォリュームではあったし、ほとんどすべてのヴォーカルを家で録音した前作「Changes ep」の延長線上という感じが曲自体にもあったので。
また、歌とギターは実際に演奏しているのですけど、ほとんどテイクを重ねずに決めた覚えがあります。良く聴くと何か所か音程が微妙にずれてたり間違っている箇所もあるんですけど(笑)、この曲に関しては直す必要を感じなかった。
あくまで作り手としてのイメージなんですが、この曲の主人公は理路整然としてたり、自分の考えを貫いてまっすぐ歩いたりする人ではなくって、外出するのすら迷ったり(笑)、外に出たら出たでシャキシャキ目的地に向かうというより足元ふらつきながらさまよっているような奴だと思っているんです。そういう人間の事を歌うのにキチンとやったってしょうがないじゃないかみたいな気分はあったように思います。結果的には吉と作用したと思いますが。
あと、動画についても触れておきましょう。アウトロの場面で猫の画像が次々出てきます。私は福岡市内の方々に出かけてそこで出会った外猫さんの写真を撮るのが好きなのですが(笑)、ここ10年の間撮り続けて感じるのは、外猫に出会えるスポットが年々少なくなっているという事。数年前に何匹もの外猫さんのいわば「憩いの場」になっていた箇所が久しぶりに出向いていると誰もいなくなっていたとか、結構あるんです。勿論ちゃんと保護されて心ある人に引き取られたとか、ポジティヴな理由もあるのでしょうけど、勿論そればかりだとは考えられない。今回の作品に使用した猫画像は、どれも「かつては存在していたが今は色んな原因で失われてしまった猫スポット」で撮影した猫さんの画像を使用しています。そういう画像を使った方が、この曲が内包しているものには合うような気がして。

「(from the)Hillside ep」についての覚書 第6回-5曲目「VIVA、暇!!」

TARJEELINGは2026年第1弾リリースとして、「(from the)Hillside ep」をYoutubeのプレイリストとして発表いたしました。
これは昨2025年にリリースした「平日昼間の世界」「VIVA、暇!!」「The Kids Are Alright」の既発3曲と、
今回新たにリリースする3曲「Salatiha #1」「Canaria」「SUTERU」を加えたものです。
リリース記念としてしばらくの間、「(from the)Hillside ep」についての覚書を連載いたします。
第6回は5曲目、「VIVA、暇!!」について。

VIVA、暇‼(Lyric Video)/TARJEELING


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(from the)Hillside ep/TARJEELING

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今回の「VIVA、暇!!」は昨年の8月にリリースしたもので、4つ打ちのある意味ベタなダンストラックなのですが、アッパーでパーティーチューンにもなりかねないような曲調とは裏腹に、何もせずにダラダラ過ごす暇さをひたすら礼賛するという(笑)、音楽とリリックにかなりのギャップがある1曲です。
楽曲というか歌詞とメロディーは録音を始めるしばらく前から出来ていて弾き語りの形式で講演でも数度披露していました。ただ録音を始めた当初はそこまでダンス寄りではないというか、ファンクの要素が入ったロック、位の感じでアレンジを組み立てていたのですが、これが全く上手くいかず(笑)。なので一旦それは完全に破棄して、最初のヴァージョンでは全く考えてなかったベースリフのイントロをまず思いついて、そこから発展させていったような感じでした。
今まで何度かこの手の4つ打ちのサウンドはトライしていました―「Daily Colony News」(2015年)収録の「Tell Me」とか、2018年にシングルリリースして後に「Quiet Life」に収録した「時はまるで夢のように」とかで。

時はまるで夢のように(Single Edit)/TARJEELING

soundcloud.com

何だかんだ言って所詮はロック上がりなので(笑)、こういうサウンドを作るのはやりがいがあるけどやり方が分からなくて難しい。けれど今回の曲は低音の出し方とか音の処理なんかも含め、今までの中では一番うまくいった部類ではないかと自負しています。

歌詞については(リリックヴィデオという事もあるし)もう読んでいただければ分るでしょうという感じなのですが(笑)、一点だけ。
それは、この曲は世界の色んな危機的状況―それは戦争でも、環境破壊でも、人権侵害でも何でもいいのですが―に対して憂いたり、それを何とかしようとアクションを起こしている人を揶揄する意図はない、という事です。ただそれにコミットする事で負担が過剰になるあまり、逆にあなた個人の心身を損ねるような事になってしまうのはいい事とは言えない。そういう人達は往々にして暇な機会などなかなかないとは思いますが、もしそういう機会を手にしたら後ろめたく等思わず暇を満喫してください、その方が結果的に世界のためにもなると思いますよ、というつもりで書きました。

「(from the)Hillside ep」についての覚書 第5回-4曲目「The Kids Are Alright」

TARJEELINGは2026年第1弾リリースとして、「(from the)Hillside ep」をYoutubeのプレイリストとして発表いたしました。
これは昨2025年にリリースした「平日昼間の世界」「VIVA、暇!!」「The Kids Are Alright」の既発3曲と、
今回新たにリリースする3曲「Salatiha #1」「Canaria」「SUTERU」を加えたものです。
リリース記念としてしばらくの間、「(from the)Hillside ep」についての覚書を連載いたします。
第5回は4曲目、「The Kids Are Alright」について。

The Kids Are Alright(Lyric Video)/TARJEELING


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(from the)Hillside ep/TARJEELING

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今回の「The Kids Are Alright」について、当初は別の原稿を予定していたのだが、この度のイスラエル並びにアメリカのイラン攻撃に鑑みてそれを掲載するのは取りやめた。
代わりに、この曲をシングルリリースした時のコラムを再掲する事とする。
以下下記リンクを参照されたし。

tagahillrecords.hatenablog.com

「(from the)Hillside ep」についての覚書 第4回-3曲目「SUTERU」

TARJEELINGは2026年第1弾リリースとして、「(from the)Hillside ep」をYoutubeのプレイリストとして発表いたしました。
これは昨2025年にリリースした「平日昼間の世界」「VIVA、暇!!」「The Kids Are Alright」の既発3曲と、
今回新たにリリースする3曲「Salatiha #1」「Canaria」「SUTERU」を加えたものです。
リリース記念としてしばらくの間、「(from the)Hillside ep」についての覚書を連載いたします。
第4回は3曲目、「SUTERU」について。

SUTERU(Lyric Video)/TARJEELING


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(from the)Hillside ep/TARJEELING

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今回の6曲の中で、「Salatiha #1」と並んで最も新しい曲がこれ。講演活動を止めてから作ったものなので、講演で披露した事も全くないので、今回が正真正銘の初お目見えとなります。
講演活動を2024年の5月にやめたんですけど、そのすぐ後くらいから数か月かけて物の整理をしだしたんですね。今までも数年に一度くらいの頻度でものの処分はやってたんですけど、今回が一番大規模で、もう使わなくなった楽器や機材、同時期に廃盤にした過去のタガヒルレコーヅの音源、その辺にまで手を付けたのは初めてでした。
正直に言って講演活動を止めた当初はあんまり精神状態が良くなかったんですけど、大量に物を捨てる事で少し落ち着いてきたのは事実です。もっとも捨ててる最中は結構鬼気迫る表情でやってた気がする、今思えば(笑)。で、ちょうどその頃に「捨てている自分」をスケッチしてみた、というのがこの曲のリリックです。
ただこれはいわゆる「断捨離」を礼賛するつもりで書いたんではないんですよね。元々私はどちらかと言うと「もったいない精神」の人ですし。断捨離に限らず今は墓じまいやミニマリストといった「より上手に処分する」事ばかりが強調されている世の中のように思いますが、捨ててる時のちょっとやけっぱちになってる感じとか、地球環境的にはあまり褒められたもんじゃない(笑)事だけどやっちゃうんだよ、みたいなちょっと皮肉なニュアンスも言葉の端々に込めたつもりです。

楽曲はホントシンプルなロカビリータッチの曲で。今まで何度かこの手の楽曲にトライしてきたんだけど、大概うまくいかなかった(笑)。その時の反省点を生かして、中途半端にそれ風のサウンドに寄せるんではなく、スーサイドみたいなアプローチ―曲はロカビリーとかブルースなのにサウンドが完全に電子楽器のみという―を念頭に置いてやってみました。

Suicide - Ghost Rider (Official Audio)

youtu.be

作り始めた当初は(実際に演奏した)エレクトリックギターのパートもあったんですけど、しっくりこなかったんで全部消しました。そしたらよくなった(笑)。だからこの曲、ヴォーカル以外はすべてPCでトラックを作っています。

「(from the)Hillside ep」についての覚書 第3回-2曲目「Canaria」

TARJEELINGは2026年第1弾リリースとして、「(from the)Hillside ep」をYoutubeのプレイリストとして発表いたしました。
これは昨2025年にリリースした「平日昼間の世界」「VIVA、暇!!」「The Kids Are Alright」の既発3曲と、
今回新たにリリースする3曲「Salatiha #1」「Canaria」「SUTERU」を加えたものです。
リリース記念としてしばらくの間、「(from the)Hillside ep」についての覚書を連載いたします。
第3回は2曲目、「Canaria」について。

Canaria(Semi-Lyric Video)/TARJEELIING


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(from the)Hillside ep/TARJEELING
https://www.youtube.com/playlist?list=PLr7sf0MZuksJlonhGpdGPzzEqAFYTgfiS

今回の6曲の中で完成までに一番時間がかかり、また手こずったのはこの曲です。元々はまだTARJEELINGが2人体制だった時代の末期―それでももう20年近く前何ですね―にアイディアだけはあったもので。ただその時あったのはメロディーラインとVelVet Undergronudの「Lady Godiva's Operation」から拝借した(笑)ベースリフ、それとシンセでやっているアルペジオ(これは当時はギターで弾いていました)、これだけでした。リズムも全然違っていて、もっと素直で緩めの四つ打ちでしたね。歌詞はサビの「What Can I sing~」以外はほぼない状態。

Lady Godiva's Operation

youtu.be

結局そのヴァージョンは形にならなくてずっとお蔵だったんですけど、何年か前にCartis Mayfieldか何かを聴いてた時にふと、テンポを1.5倍にしてもっとファンクっぽいリズムにすれば何とかなるんじゃないかと気づいて、今回の「五十の手習い」プロジェクトでチャレンジしてみました。
が、ここからが大変だった!アレンジが決まらない、コーラスパートが巧く行かない、歌詞が全く書けない(笑)、ミックスを何度もやり直すというドツボにハマりまして。またこの曲が、基本のリズムはファンクなんですけど途中でシューゲイザーオルタナかっていうようなノイズギターを重ねたり、コーラスの感触がサイケデリックっぽかったりとバラバラな要素が入り過ぎてて、どう手を付けていいか分からなかったんですよね。結局リリースの前々週くらいまで、ミックスを2ヴァージョン作ってどっちがいいか決めかねるといった有様でした(いつか没になったヴァージョンも発表したい)。

歌詞が(も)難航した、と言いましたけど、最初から決まっていたサビのフレーズを日本語にすると、「カナリア、俺には何が歌えるだろう?」。カナリアというのはジャーナリストや表現者の暗喩としてクリシェともいっていい位よく使われていますから、このフレーズを生かすのであればカナリア=危機に警鐘をならす役割の不在についての歌詞にするしかないだろうなとは思っていました。そしてまたこの国ではジャーナリストやアーティストと呼ばれる人達の殆どが危機に対して全くと言っていいほど無反応だったのでリアリティもあったし(笑)。ただ、このメロディーとグルーヴに合う言葉で、しかも言葉数的には大量と言ってもいい文字数が必要とされ、テーマにも合致した内容でなければならない、これに見合うものを思いつくのがかなり大変でした。かなり英語のフレーズも多くなってしまいましたが、最終的には納得のいくものに仕上がっています。歌うのが大変でしたけどね(笑)。

今回発表したヴィデオについては、「セミリリックヴィデオ」と銘打っています。理由はシンプルで、歌詞が多すぎて全文を収める事が出来ないから(笑)。実際にやろうとすると一つ一つのフレーズがあっという間に消え去ってしまってまるで読めないんですよね。なのでこの曲に限っては、フレーズごとに言葉を限定して掲載して、場合によっては英語フレーズを意訳したものにしたりという手法を取っています。
なので、本稿では以下に歌詞の全文を掲載しておきます。

Canaria 作詞、作曲:聡文三

逃げ去って行った Ruleless People
残してったのは Useless Beatle
伽藍堂に残されたメッセージ一つ
「What’s your selling to get truth?」

始まっていた Endless Journey
気づいた時は Reckless Drivin’
「JOLLY HEART」そりゃどっかのDiner,Sourceなし。
We’re gonna be there, to lose.

際限ない指摘が続いてる 改善点を潰して回ってる
3000 人のガウディ投じて 成果は Too Many Loops

危険察しても Silence Keepin’
狭い世間の Talk Believin’
いかんせん、肌に悪い事をしない主義
That’s what you choose to get fooled

What Can I Sing,Canaria?

Desolation なら見たよ、Bobby
Television でのFake Story
考察、感想、産業化され放題
What’s your doing to let ruled?

希望退職を募るコピー
人生からも撤退しそうに
なりかねないHigh Risk 正気の沙汰じゃない
That’s your GIG,to get loops

ゼロを指し続けるルーレット その根拠は永遠(とわ)にシークレット
強固な神話に幽閉されてはしゃぐ Too Many Loons
裏庭の花が枯れてWeepin’
世界の果ての悲劇にはSealin‘
「自然体をとにかく装い続けろ」
That’s your curse to be put.

What Can I Sing,Canaria?

Racist 達のEndless Party
卑怯者だけがSure to entry
「全員収監される日が来ればいい」と言う
That’s what I say to get TRUTH

THAT’S WHAT I SING, CANARIA!

 

©℗TAGAHILL RECORDS, 2026