最近、生命保険会社のCMでドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」が使用されている(あれは歌の内容とCMの内容がよく合っていますね)。
私はこの辺の「ロックンロール以前のスタンダードポップス」の世界はほとんど何も知らないので、非常に無知&失礼な事に、これを歌っていたドリス・デイはとっくに物故者だろうとか思ってたわけです(苦笑)。
で、最近ある雑誌を立ち読みして驚いたのだけど、
ドリス・デイ、新譜出してました。御年87歳!!!
う~ん何と言うか、色んな意味で土下座したいような気分(笑)。
そういえば機を同じくして(?)、ポール・マッカートニーもスタンダードのカヴァーを出しますが、今年古希のポールよりさらに20年近く年上という。
まあ実は録音のほとんどは、80年代頃のものらしいんだけど。それでも今のポールくらいの年に(は言いすぎかな、還暦過ぎたくらいか?)録ったわけだから。
それにしてもこの頃のお年寄りは(音楽の分野に限らず)元気だな。まあこの国ではしばしばそれは「老害」として作用する事にもなるのだが(笑)。
ところでこの新譜、日本盤のボーナストラックに「ケ・セラ・セラ」が入っているらしい。
もちろんこれはオリジナルヴァージョンだが、どうだろう、今のドリス・デイがセルフカヴァーしたヴァージョンも聴いてみたいと思わない?
87歳が歌う「ケ・セラ・セラ(なるようになるわよ)」。
若い頃とは別の意味で、すごくいいものになるような気が勝手にしてるんだけど。