週末日記

・1/28(土)
 久々にスカをやらかした。練習に行くつもりでスタジオに着いたら、予約が入っていない。
 よ~く考えると、先週関西ツアーが入っていたので、休養にあてるために今日は練習を入れなかったのだ。その事を忘れていた(笑)。
 まあ、入れていたのに休みだと思って行かないよりはいいかもしれない(スタジオ代かかんないし)。そのまま引き返す。
 骨休め骨休め。とは言っても、翌日に世界激場のミーティングを控えているので、その準備もあるしそんな休めないんだけど。

・1/29(日)
 午後より、世界激場のミーティング。
 少しずつ、構想が固まってくる。
 他の方がイヴェントの構想・運営をどうやっているのか知らないが、世界激場の場合、日程をたてて、会場を決めて、出演者はこんな感じで…みたいな実務的な所から詰めていく事はまずない。
 何と言うか、それこそ天下国家を語るような抽象的な所から話が始まって、「じゃあそれを表すためにはどんな感じでやりたい?」となり、段々地上的な所まで話が降りてくる、という形になる(なかなか降りてこないけど:笑)。
 降りていく過程で、思わぬ方向に企画の内容がそれていく事もある。
 この日も結構(私的には)それた企画が持ち上がった。
 私はそれた企画だからと言って無下に否定する事はしない(寛容だから、ではなく、自分の「それた」という感覚をあまり信用していないから)。
 ただ、最初に出た「天下国家を語るような」話と、そのそれた企画との間にちゃんとした(これも自分の主観だけど)筋道を見出せるかどうか、を見極めないといけない。そしてそれは往々にしてその場で即答出来ないものなのだ。
 今回も「ちょっと考えさせて下さい」と他の実行委員に告げる。
 厄介なのは、その企画、パッと見は「筋道が通ってそうに見える」企画なのだ。
 ただ、なまじっかちゃんとしてるだけに、「天下国家を語る」話の大風呂敷を小さくしてしまわないか、そこが心配なのだ。
 例えば1回目の世界激場では、メインの企画は音楽と紙屋高雪さんとのトークライヴだったけど、サブ企画として会場の壁に色んなジャンル(思想書、漫画、小説、インタヴューetc)の先人の言葉をタイポグラフィみたいにして貼りまくる、という事をやった。
 これはメインの企画とは何の関連性もないのだけど、私の中では大きな所での筋道が通っているのである。
 そういう形での筋道が通っているか、が正直まだわからないのだ。
 こんな書き方しても読者の皆さんには何の事だかさっぱり分かんねぇよなあ。平たく言えば俺が納得するか、しないかだけの話なんだけどね(笑)。
 それも含め、色々と次のミーティングまでの宿題を持ち帰る。さてどう片付けようか。