週末日記

・3/2(土)
 先月から市民プールで泳ぎ始めている。
 といっても週1で行ける時にしか、というゆるいものだけど。
 実は昔、肺活量を上げるために一時期やっていた事があった。
 私は運動は全般的にまるでダメ男なのだが、水泳と持久走(笑)だけは子供の頃から人並み程度にはこなせていたのだ。
 要するに我慢比べみたいなものしか出来ないという事ですね。
 で、しばらくやっていなかったのだが、久し振りに再開した。
 再開の理由としては肺活量もあるのだが、今回は年齢が割と行ってしまっているので(笑)音楽できるだけの体力を出来るだけ長くキープしておきたい、というのが大きい。
 いや結構音楽って体力勝負な所も大きいんですよ。特にロックミュージックを自ら演奏し歌う、なんて事をやっていると。
 今は再開したばっかりなので精精800m(短!しかも連続じゃない:笑)ぐらいなんだけど、ゆくゆくはその倍くらいまではやれたらいいのう。

 夜はトラック作成。ライヴでも披露した事のない全くの新曲。
 多分次の音源(出せればだけど)の核になるような曲になるような気がする。

・3/3(日)
 花粉症&PM2.5の辛さをおして、百道の市民図書館へ。
 映像ホールで「ミツバチのささやき」の上映会が行われるのだ。
 この上映会、割と大きな映画サークル(うちの近所の公共施設でも度々上映会やってるようだ)が主催して行うものらしい。
 で、入口で受付を済ませると、軽~くだけどサークルへの入会を奨められる。
 私はそういうサークル活動というのは正直苦手なのでサクッと断る(笑)。
 う~む。ま、これに関してはそういうサークルの会員を増やすのも映画文化のためには大事な事と好意的に解釈しよう。
 だがしかし。
 上映時間が14:00だったのだが、時間になってからサークルの会員と思しき女性が舞台に出てきて、主催者注意かなんか始めるのかと思ったらいきなり映画クイズなるものをおっぱじめて客に起立を求めた時にはどうしてくれようかと思ったな。
 あのさ、俺は映画観に来てるわけ。別に君たちと和気あいあい馴れ合う事を求めてはいないわけ。
 まあ確かに部外者にもこのサークルに親しみを持ってもらおうと色々考える気持ちは分からんでもない。例えばファミリー向けの映画やコメディ映画だったら映画クイズ的な企画もアリかもしれない。けどミツバチのささやき」って観る前にそういう事をしたくなるような映画ですか。断じて違うと思うのだが。
 もし前説的なものをどうしても入れたいというのなら、そのサークルの会員の中でいちばんこの映画に思いいれのある奴に「『ミツバチのささやき』と私」みたいなネタで10分間話させるとかの方がまだ納得がいくだろう。どうもあの企画は「いちげんさん」にフレンドリーに見えて小馬鹿にしているようにしか思えなかった。
 勿論私はガン無視で憮然とした表情のまま配られたチラシに開演までひたすら目を通し続けてたんだけど。

 映画そのものはまあ、観るの4回目なので今更衝撃とか感動とかそういうものではなかったが、やはり充分に堪能した。
 しかしこの映画のアナ・トレントの存在感は奇跡そのものだな。今回1番強く感じたのは、実はそこだったりする。前は映像の美しさとか謎めいたシークエンスの深読みとか、そういう事に気を取られがちになってたんだけど、今回改めて観ると、主人公がアナ・トレントでなければ成立しない、または意味が大幅に変わってしまいそうなシーンを随所に見つけることが出来た。
 次はいつ観れるかなあ(DVD買えよ!)。