TARJEELING 2017年度基調講演 終了のご報告

 いつものように、まずはお礼から。

 6/10(土)、Blowin'  にて行われました、TARJEELING2017年度基調講演にお越しいただいた皆様、
 誠にありがとうございました!!!!

=SET LIST=
1 HEART
2 結婚したらおしまいさ
3 オワッタラウスに月の舟
4 TEASER(1000-107)※新曲
5 12歳
6 2016年の能年玲奈みたいに 

 昨年度末に宣言しておりましたように、本年度は講演の数を(例年にも増して)絞る方針でおります。
 ですが、だからと言って講演の内容を疎かにする、という事では全くありません。
 言うまでもない事ですが、やる以上は全力で取り組むのです。

 とは言え、3か月も空いてしまったので勘が戻るかどうか、当初は不安だったのも事実です。
 加えて、行きのバスの中で体調が思わしくなくなり(原因不明ですが、突然全身に謎の倦怠感を覚えてしまった)、会場入りした時は「こりゃ無事にやりおおせるかな」と。
 取りあえず、リハやってみたら…倦怠感、見事に治りました(笑)。
 う~む、自分の音楽で自分の身体を治す事になるとは思わなかった。というか、恐らく、自分の身体がこういう「音を鳴らす場」に飢えていたんでしょうね。
 ここしばらくは観る側としてもこういう場所に身を置く機会を中々持てなかったものですから。

 と言うわけで、体調も戻り、講演自体は(ブランクを考慮すれば、ですが)何の問題なく終了しました。
 今回は基調講演という事で、本年度の講演の概要を発表いたしました。
 本年度の概要は、

①現在作成中の音源からの楽曲、および新曲を積極的に公開する
②「自由のための共謀」の可能性を模索する

 というものです。
 ①に関しては、今回で言うと1曲目以外は全部そうです。
 「12歳」については今回は弾き語りでの披露ですが、つい先日(ヴォーカルも含めた)トラックを完成させたばかりです。
 近日中にSoundcloudで音声、Youtube でリリックヴィデオを発表する予定です。
 今回は特別に、無料サンプルCD-Rを希望者に配布いたしました。

 ②に関しては、正直何をどうすればいいのか皆目見当がつかない状態なので(笑)これからやりながら考えていこうと思っております。
 取りあえず、今回からリニュアルした「聴講生諸君への課題」に多少反映させました。

 他の先生方について少し触れておきますと、湯川正和先生の演歌、ムード歌謡、シャンソンなどなどの戦後ニッポンオールドスクール流行歌をパロディックにオマージュしたパフォーマンスと、森善先生の「白水君の歌」に代表される高い物語性に持って行かれました。
 楽しゅうございました。

 次回講演はまだ未定。
 しばらくはまた、録音作業中心となります。
 それではまた!!


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