TARJEELING 2018年度最終講演 終了のご報告

まずはいつものごとくお礼から。
去る3/17(日)、cafe and bar gigiにて行われました、TARJEELING2018年度最終講演にお越しいただいた皆様、
誠にありがとうございました!!!!!

=演目=
OP SE Quiet Life (Before)
1 Quiet Life(After)
2 クレイジーリラルボー
3 THE TERROR SONG
4 ポイント・オヴ・ノー・リターン
5 ¥A
6 時はまるで夢のように
7 アイデア

今回は2018年度の締めくくりという事で、通常の講演とはいささか違う事を試みてみました。
まず、「Quiet Life」発表後の講演ではあまりやってなかった曲(2や4)を、定番曲の「ある構図」や「12歳」などを敢えて外して持ってきた事(曲順もいつもの流れと異なるものにしてみました)。
もう一つは、最後の曲。星野源先生の「アイデア」のカヴァーを演奏いたしました。
お前はどれだけ「半分、青い。」好きなんだというツッコミが方々から入りそうですが(そしてそれを否定しませんが;笑)、この曲を演奏したのは本年度の私に決定的な影響を与えたあのドラマに捧げる、という以外にもう一つ意味があって。
星野さんのアルバムを買って、「アイデア」をじっくりフルコーラス聴いた時に、巷でこの曲について取沙汰されている事―それこそ各パート毎に詰められた豊富な音楽的「アイデア」だとか―についてがあまり気にならなかったんです。
むしろ、それこそイースタン・ユース辺りがカヴァーしたらドはまりなんじゃないかというほどのエモーションの方を強く感じたので、そういう感じ(ディストーションの効いたエレクトリックギターをゴリゴリ弾いて、サビのファルセットの箇所を絶叫するような)で演奏してみました。
とは言え、これがとんでもなくハードルが高かった!元々BPMが速い上に、コードチェンジが多い&テンションや分数コード多用しまくりの曲をそういう風に演奏すると、私の技量ではまったくついていけないのですよ。往生しました(笑)。

共演の先生方について。
一番手、薄力小麦子先生。
みのり先生とコーディ先生との「コンビネーションならぬコンビネーション」と言いたくなるアンサンブルの合い方、きらびやかさもカオティックなノイズも古の風景のような仄暗さもシームレスに行き来可能なサウンドメイキング、意外にも(?)ポップで骨格のはっきりした楽曲の強度、前回拝見した時と変わらず素晴らしい。
アルバムを購入したのですが、もう3年前の作品との事で、次回作が待たれますね。
二番手、溝野ボウフラ先生。
1月に引き続きご一緒させていただきました。冒頭のリアルタイムでアコギをループ&それに生演奏重ねて奏でられたインストゥルメンタルが半端なく気持ちよかったです。どことなくラーガ風味があったせいか、思わず音に身をゆだねて黙想しそうになった(笑)。

2018年度のTARJEELING講演は、本講演ですべて終了となりました。
来年度(2019年4月~2020年3月)の講演は、4/28(日)、Blowin'  での基調講演からスタートです。
新年度も「Quiet Life」からの楽曲はもちろん、次の展開も考えておりますので、ふるってご参加ください!!

=TARJEELINGニューアルバム「Quiet Life」=
福岡が誇る「孤高すぎるおひとりさまのロックンロール発動機関」、TARJEELINGが2018年の暮れに放つ大傑作アルバム!!!
「沈みゆく国ニッポンで、この期に及んで平穏無事な生活の志向・維持に汲々とする人々」の有様を様々な角度から鋭利に批評し、
美しいメロディーとポップで多彩なサウンドと高いテンションが結合した音楽で表現した全12トラック。
TARJEELINGの最高傑作にして福岡の、いや日本の音楽が2018年に拮抗した数少ない達成。
ただいま絶賛発売中!!!
価格;1500円(税抜)
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メール tagahillrecords@yahoo.co.jp
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