TARJEELING 2019年8月講演(第一部) 終了のご報告

 いつものように、まずはお礼から。

 8/12(月)、Utero にて行われました、TARJEELING2019年8月講演(第一部)にお越しいただいた皆様、
 誠にありがとうございました!!!!

=演目=
1 クレイジーリラルボー
2 結婚したらおしまいさ
3 THE TERROR SONG
4 ¥A
5 Nation States, as Your Favourite Onapets!!
6 時はまるで夢のように

 今回の講演については、サブタイトルをつけてみました。題して「不自由の表現展」(笑)。
 今回の演目を考えている時に、例のあいちトリエンナーレにおける「表現の不自由展」へのテロ予告およびそれを受けての中止の騒動があったので、それを受けてかなり攻撃的な内容に変えました。
 6を除いては、どれも不穏当な表現を孕んだ楽曲を演奏する事で直接的な「我々の自由を妨げる何か」への対抗措置とした事と、
 今回は演目の度にいちいち座禅組んで歌ったりポンポンを装着したりと演者に縛りというか、ある種の「不自由」を強いる演出の楽曲を多用する事で、
 「不自由な表現は本当に不自由か?」
 について表現してみようと思いました。まあ、完全に後付けですが(笑)。
 ただ愚かな事に、今回の持ち時間を30分と思っていたのが実は40分だった事に本番直前に気づき(笑)、仕方がないので取って付けたように6を追加しました。だからここだけ「不自由の表現展」になってない。

 今回は私を含め4組の先生方が演奏したのですが、前半のLa-lune先生、ADOORE先生と後半の私とSCREAMING CAR SHOW先生(最高!)とで計ったようにバッキリと方向性や立ち位置を事にする2つのグループ、という感じでした。
 ただ面白かったのは、どの先生方も打ち込みというか、なにがしかの形でバックトラックを用いる演奏であった事。
 私が若い頃はトラックを使うライヴと言うとダンスミュージック系の方か、もしくは辞めたドラマーの代用品として(笑)使っているのが習わしでしたが、2019年の今となっては音楽性のいかんはもうほぼほぼ関係なく、ある種の共通言語として定着した感があります。
 そういう意味ではなかなか興味深いラインアップではありました。

 さて次回講演は8/28(水)、久しぶりにgigi にて、薄力小麦子先生 の企画イヴェントに出演いたします。
 そして9月は7日(土)と29(日)にいずれも北九州にて!!今年度は北九州にご縁があります。
 既にtwitterFacebookで詳細はアナウンスされていますので、そちらをご参照ください。聴講生諸君の参加をお待ちしております!!


=TARJEELINGニューアルバム「Quiet Life」=
福岡が誇る「孤高すぎるおひとりさまのロックンロール発動機関」、TARJEELINGが2018年の暮れに放った大傑作アルバム!!!
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