音源作業がひとまず終わったので、テスト用に焼いたCD-Rを先日整理した。
ミキシングやマスタリングの際に、実際にオーディオ類で聴いた時にどう聞こえるかをチェックする為にCD-Rを焼くのだが、今回は作業が長引いた為にいつもにも増してその数が多い。
先日まとめてみたら、ざっと60枚以上ある。縦に並べてみたらほとんど「筒」である。
昔読んだ漫画かなんかで、マッドサイエンティストが人造人間を作ろうとして、失敗したやつの体の部位とかが実験室にゴロゴロしている、という場面を観た記憶があるが、テストCD-Rが部屋に散乱しているのを見ると何となくそれを連想する。
こうした音源は未完成品なので、チェックが終わったら聴き返すという事はまずない。
故に廃棄するのだが、必要だから行った事とはいえ、たった1枚の音源を作る為にこんなにも犠牲にしたのかと思うと罪悪感が湧いてくる。
だからCD-Rを「廃棄」するのではなく「供養」すると考えた。
とは言ってもどっかの神社仏閣ににCD-Rの「筒」を持って行ってお祓いしてもらうとかじゃないんだけど。とりあえず捨てる際に「お疲れ様でしたぁ!」と心の中で声をかけて頭を下げる位なんだけど(笑)。
ま、それで大分スッキリしたけどね。