TARJEELING 2019年5月講演(第二部・北九州編) 終了のご報告

まずはいつものごとくお礼から。
去る5/25(土)、engel http://engel.jp/ にて行われました、TARJEELING 2019年5月講演(第二部・北九州市)にお越しいただいた皆様、
誠にありがとうございました!!!!!

=演目=
1 ある構図
2 時はまるで夢のように
3 HOT LIMIT音頭(課題曲、オリジナルの「HOT LIMIT」はTM Revolution)
4 ¥A
5 Quiet Life(After)
6 2016年の能年玲奈みたいに

さて上記の演目なのですが、これはこの曲順を通して演奏されたものではございません。
と言いますのも今回呼んでいただいた「ガタリンピック2019」というイヴェント、3組の演者が1曲ずつかわるがわる演奏し、最終的に審査員の先生方の投票により勝敗を決する(勝者は次のイヴェントに出場し、最終的に12月に優勝者が決まる)という趣旨のもの。
なのでこの演目も、今回ご一緒させていただいたPELO先生、デューク加藤先生の演目の合間に演奏されたものなので、実際の印象はここに並べた曲順とはかなり変わっていたと思います。
イメージとしては講演というより、私を含む三者による討論会、ディベートといったイメージに近いかもしれません(笑)。
また、今回は課題曲がございました(3がそうですね)。
失礼ながら今回課題曲の指定があるまで、TM Revolution先生のオリジナルを全く聴いた事がございませんでした。
しかしながら、最初にYoutubeで拝聴して2回目くらいで、カヴァーの大まかな方向性はつかめました。
夏のいわゆるラヴ・アフェアーなどを推奨する趣旨の楽曲のようですので、これは要するに現代の盆踊りである、という解釈にのっとり、そのようにアレンジしました(笑)。
我ながら気の利いた見方を提示したと思ったのですが、私の後にこの曲を演奏されたPELO先生が、この解釈の遥かな斜め上を行く素晴らしい見解を発表されたので、これは素直に兜を脱がざるを得ませんでした(笑)。
それがどんなものかを確認されたい方は、当日の模様を中継したYoutube動画を確認されてください↓。


ちなみにオリジナルは↓


動画をご覧になればわかりますが、この日は同じ舞台に横並びでPELO先生→私→デューク先生という順番で演奏していきまして、私とPELO先生が相当飛び道具的な事ばかりやらかすもんだから(笑)アンカーのデューク先生がかなり対応に苦慮されていたようです。
何となく途中から申し訳ない気分でいっぱいになりました(笑)。デューク先生すみませんでした。多分こんなおかしな演者と当たるの今回だけだと思うのでご容赦くださいね。

今回の勝者はPELO先生でした。もとより私はあまり勝敗にこだわるつもりもありませんでしたし、課題曲の件もあってこの結果には素直に納得いたしました。
それより、終演後持参した音源が完売(というか足りなくなった。入手できなかった方本当にすみません)したのが嬉しくて。
今回のように三者が1曲ずつ演奏するスタイルだと、3組が通しでそれぞれやるのとは別のグルーヴ感と親密さが生まれるようです。私が今回の聴講生諸君に好評を持って迎えられたのも、それに助けられた側面もあるだろうと思っております。

ところで、PELO先生とは今回初顔合わせ(別のユニットでPELO先生が演奏されていたのを見た事はありますが、誠に申し訳ない事にお会いするまでその事を忘れていた…)だったのですが、ご挨拶の後先生がカバンからおもむろにカセットを2本取り出されて。
机の前に置かれた時、目を疑いましたよ。
今をさかのぼる事20年ほど前、まだ零細音楽の世界での音源がCDですらなくテープだったのが当たり前だった頃、不肖私めが発表していたカセット音源を当時お買い上げいただいていたのです!!!
これは嬉しい。ものすごく嬉しい。けどご自分の演奏の間、機材の前にこのテープをず~っと置かれていたのは「地獄に行って閻魔様の前に座らさている気分」になるのでやめて頂きたかった(笑)。
拙作を20年もの間大事に取っていただきありがとうございました!!

さて次回講演は6/22(土)、Blowin' https://blowin.jimdo.com/ にて。
今年度はいつになく沢山講演をしていきます(既に7月に2本、9月に1本決まっております)。お楽しみに!!

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