TARJEELING 2022年度基調講演 終了のご報告

 まずはいつものごとくお礼から。
 去る5/21(土)、 https://blowin.jimdofree.com/ にて行われましたTARJEELING 2022年度基調講演、無事終了いたしました。
 ご来場いただいた聴講生諸君、共演の先生方、Blowin'の店主マルツカ様、
 誠にありがとうございました!!!

=演目=
1 あだ花のブルーズ
2 It's too late
3 無縁の倉庫街
4 Kill All Bubblies
5 船出

 1月に予定されていた講演が家庭の事情のため休講となってしまいました(すみません)ので、およそ半年ぶりのTARJEELING講演となりました。
 また、最新アルバム「F1Blues」発表後初めての講演という事で、全曲本作からの説(曲)となりました。
 5は完全に初披露の説(曲)。また、基本的に弾き語りと言うか生演奏が演者のほとんどを占めるBlowin’においては珍しく、4はバックトラックを用いました。
 半年ぶりの講演という事で、さすがに最初は若干堅かった&2では歌詞が飛んだ(笑)りしたのですが、徐々に勘を取り戻していった、という感じでやりおおせました。

 この日は共演の先生方の傾向から言って、いつも以上にアウェイ感のある(笑)講演でした。
 このアウェイ感というのは何だろう?と考えますに、立脚点の違いではなかろうかという暫定的な結論に達しました。
 今回共演のやもと問唔先生、彦坂達樹先生、マッキー勇治先生(特に後者お二方)は恐らく性善説的な人間観をベースに歌世界を構築されているという感じですが、
 私の場合は一旦性悪説のフィルターをかけてから表現するという傾向があるんですね(これは意図的なものと言うよりは、多分に「習い性」の部分が大きいのですが)。
 例えばいま世界で起こっている悪しき事(ベタな例で言えばウクライナ侵攻とか)について歌うとしたら、
 ストレートに現状に抗議するのが他の先生方で、私は「自分もまた、その悪の加担者である」という視点で紡ぐような違いがある。
 ただ、これはどちらがいい悪いというわけでもなく、どちらか一方があればいいというものでもないのですが。
 その違いがはっきりと分かった、という意味でもなかなか貴重な体験でありました。

 さて、次回の講演は6/18(土)、同じくBlowin’にて開催されます(奇しくもこの日はSir Paul McCartneyの80歳の誕生日なのだそうです)。
 詳細についてはまた後日お知らせいたします。

聡文三音楽活動30周年記念作品、
TARJEELING 6th Album 「F1 Blues」(品番:THCD-010)、
2022年5月3日発売決定!!!
全14トラック、2000円(税抜)。
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