TARJEELING 2023年7月講演 終了のご報告

 まずはいつものごとくお礼から。
 去る7/2(日)、飯塚HULOTにて行われましたTARJEELING 2023年7月講演、無事終了いたしました。
 ご来場いただいた聴講生諸君、共演の先生方、そして会場HULOTの店主ワタナベ様、
 誠にありがとうございました!!!

hulot.site

=演目=
1 シニアチャンピオンコース
2 The Brand New Elders!
3 It’s too late
4 時はまるで夢のように
5 アンラク
6 船出
7 2016年の能年玲奈みたいに

 今回、自分の講演の前日が佐野元春大先生の福岡公演に行くという日程に図らずもなってしましました(当初は違う日程だったのですが、佐野先生がコロナに罹患された関係で延期となり振替がこの日となったのです)。
 これ、当初は結構大変かなと思ったのです。それが素晴らしい内容であればあるほど、いろんな意味で影響を受けすぎてしまうのではないかと。
 しかし結果的に言えばそれは杞憂にすぎませんでした。いや先生のライヴ自体は全く以て素晴らしいにもほどがある、というものだったのですが、あれだけすごいものを観てしまうと逆にこっちも気負いみたいなものは全くなくなってしまうんですね。
 もっとも、私は先生には既にあらゆる意味で影響を受けすぎているような人間なので(笑)、今更それは全く変わらないという話もあるのですが。

 演奏的には、1でギターの音が大きくなりすぎてしまったり、5で聴講生諸君に強いる(笑)課題について一つ演出を飛ばしてしまったりと、反省点もありますが概ね悪くなかったのではないかと思います。
 ただ少し時間をオーバーしてしまったのは申し訳なかった。

 今回飯塚は初来訪(講演のみならず、訪れる事自体が初めて)でした。蒸し暑かったのと時間がさほど取れなかったので恒例の散策はあまり出来なかったのですが、会場のHULOTはとてもいい感じのたたずまいでした。
 音響も素晴らしかった。特にトラック流したスピーカーの音質はちょっと信じられない程。
 個人的には、天井に沢山貼られていた熊本の伝説的フェス「カントリー・ゴールド」のポスターに持って行かれました(笑)。前の経営者の方がカントリーの大ファンで、その名残なのだそうです。写真をご覧あれ(3枚目)。

ja.wikipedia.org

HULOTの看板。

入口。今回の講演のフライヤーが貼られてます。

カントリーゴールドのポスター群。ちなみにほんの一部です(笑)。そう言えば内装もアーリーアメリカン調だった気が。

 共演の先生方について。
 gn8mykitten先生。先日佐野元春大先生のライヴに行ったといいましたけど、今回のgn8mykitten先生を観た後、「この人の存在を佐野先生に教えたい!!」と思いましたね。「あなたが日本で種を蒔いた日本語のスポークンワードの世界で、ここ福岡で今こんな木が育ってますよ!」という。先日惜しまれながら閉店したgigiについての曲が圧巻。
 物井わぬ先生。まだそれほどライヴ経験がないとご自分でおっしゃられていたようですが、どうしてなかなか堂に入ったステージングだったと思います(私のその時分の演奏考えたらねえ・・・)。アーティスト名がMC苦手だからつけたとの事でしたが、その割には結構喋ってたのがおかしかった(笑)。
 ユキノリヘルツェゴビナ先生。こういう透明度&キーの高い男声の歌を久しぶりに聴きました。ご本人曰く特にファルセットとかでもなく自然に出せるとの事で、それはなかなか余人にはない能力なので是非その力を良い方向に使っていただければとお祈りしております。
 にしやまひろかず先生。実は今回登場の先生方の中で一番(いい意味で)ヤバいのはこの方なのではないかという気がしました。楽譜をねめつけて9弦ギターを弾き歌う時の表情とか佇まいが、何と言うか「ただいい音楽を奏でてます」を超えた、一種狂おしいとすらいえる熱情を感じさせるものだったので(音楽自体は、正統的な意味でも「すこぶるいい音楽」です)。
 高橋プランクトン先生。初めて観てからもう何年になるか忘れましたが、この人の演奏は何回観ても何年観ても、「衝撃が変わらない」のです。基本的には同じ事をずっとやっているにもかかわらず。タイムリープもののSFか!って言いたくなる位(笑)。これって一番難しい事なのではないでしょうか。噂では新しいアルバムのためにレコーディングを済まされたとの事。発表が待ち遠しい!

 あと本日の流れは完璧でしたね(↑の並びは出演順、私は3番目に入ります)。福岡勢と遠征組、若い先生方と老人(笑)、その組み合わせ方が絶妙。

 さて次回講演は8/11(金・祝日)、久しぶりにBlowin' で行われます。 

blowin.jimdofree.com


 今回の講演でも宣言しましたが、次回講演は全曲新曲(音源化されていない、今年作成した楽曲)で行きたいと思っております。お楽しみに!
 そして最後に。
 5類引き下げを受けて今後の講演についての対応を考えるべく5月6月と様子を見ておりましたが、TARJEELINGは基本的には引き下げ以前と同じ対応で行きたいと思っております。
 すなわち、講演と講演の間は基本1か月以上空け、基本的な感染対策(本番とリハーサル以外はマスク着用、当日出発前に検温、会場にあれば消毒アルコールで手指消毒)を行い、必要以上の長居を避ける、といったものです。
 最後についてはなかなか難しい所もありますけど(笑)。

 

聡文三音楽活動30周年記念作品、
TARJEELING 6th Album 「F1 Blues」(品番:THCD-010)、絶賛発売中!!!
全14トラック、2000円(税抜)。
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