唖然二題

 昨夜、数年ぶりかで「SMAP×SMAP」を観る。
 勿論、佐野元春が歌のコーナーに出演するからだ。
 そこで唖然。
 いやSMAP全員が「SOMEDAY」の最初のヴァースを歌い出した時からのダメダメな感じはまあ目をつぶるとしよう。ある程度予想できたし。
 しかし、2番の歌い出しでのソロを事もあろうに中居正広がやり始めた時にはひっくり返りそうになった。
 思わず画面に向かって「おい、よりにもよってお前がソロなのか!少しは身の程ってぇものをわきまえたらどうだ!!」と叫んでしまった。ゲラゲラ笑いながら(笑)。
 
 明けて今朝、紙屋高雪さんのブログを拝見してまた唖然↓。
http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20110228/1298911694
 ここで槍玉に挙げられているブログも拝見したのだが、何回読んでも比喩として成立してるのかすら分からなかった(笑)。
 まあ私も拙コラムで結構酷い文章をものしているので、このブログ自体を批判するのは正直気が引けるのだが、問題は(紙屋さんも書いてるけど)こんなもんを「分かりやすい比喩だ」などと褒めそやしている人間が数多い(らしい)事。
 紙屋さんの文から引用すると、
 
> ここで起きていることは、
>「規制や補助金監督官庁の存在が
>甚大な非効率と無駄を生む」というロジックを
>すでに・あらかじめ・前もって、
>頭に仕込んでいる人がいて、
>なぜか出来の悪すぎる比喩をほめそやしているという、
>摩訶不思議な現象なのだ。
 
 というのが真相なんだろうけれど、それにしてもたとえ同じ主義主張の投稿に賛同したいとは言え、こんな頭の悪そうな比喩を賞賛する事で褒めた自分自身もバカだと思われる可能性とか考えなかったんだろうかこの人らは。
 俺だったらヤだなあ。たとえ主張に賛同できても(今回の場合はそれも出来ないけど)、こんな事しか書けない奴と一緒にされたかねぃぞ。自分が可愛いからな(笑)。