TARJEELINGニューアルバム「Quiet Life」発売記念講演 終了いたしました!!!

まずはいつものごとくお礼から。
去る12/9(日)、cafe and bar gigiにて行われました、TARJEELINGニューアルバム「Quiet Life」発売記念講演にお越しいただいた皆様、
誠にありがとうございました!!!!!
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前作「Daily Colony News」を発表した際には、私は自分企画の発売記念講演というものを行いませんでした(DEAD先生のイヴェントにお邪魔してぱちゅ~むの先生方とスペシャルコラボ、というのはありましたが)。
元来私はイヴェントというものの企画力が本当になくて、故にしばらくそういうものを開催するのを避けていたのですが、今回だけはやらざるを得なかった。
それだけアルバムの内容に自信を持っていたから。
故に、多くの方がいらしてくれましたが、率直に言って、もっと多くの人に来て頂きたかった。
それはひとえに、私の営業努力が足りなかったせいだと思っております。その点は非常に反省しております。
ただ講演内容に関しては、共演の先生方には勿論、自分自身のものにも満足いたしております (そりゃ100%ではないにせよ)。
なので、今後はとにかく、色んな場所や聴講生の前で講演をしたい。「Quiet Life」という作品の世界に触れていただきたい。
そんな風に終演後思いました。珍しく超前向きなんです(笑)。

いつもだとこの後自分の演目を掲載するのですが、今回は共演の先生方のライヴ模様を先にお伝えいたします。
トップバッター、DISCHAAAGEEE先生。
今回gigiで初ライヴという事でしたが、何の問題もなくいつもの如くキレッキレの舞踊とキラッキラのサウンド
初見の聴講生の諸君もそのチャームと完成度の高さにノックアウト続出というありさま。大成功!!
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2番手、ATAMANAX先生。
初めて拝見した際は、アカペラというやや特殊な形態ではありますが、ライミングや言葉を連射するテンポ感が通常の意味でのラップの範疇にとどまっていたのに対し、今回はそうした体裁もかなぐり捨てて、ほとんど「むき出しの言葉をひたすらフロアに突き刺してます」状態。
この変化については人によって評価が分かれるかもしれませんが、言葉が確実に「刺さる」のは間違いなく今の方。
私としても、DISCHAAAGEEE先生が作ったアップリフティングな空気からATAMANAX先生で一気に「見入ってしまう」モードに変わる事を意図していたので(だからこの順番にした)、見事的中!という感じでした。
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3番手、藤田進也先生。
先生に関してはかなりうれしい誤算というか。
通常のソロ演奏と同様、アコギの弾き語りで通されるかと思いきや、まず3曲くらいやった後(一緒に働いているベトナム人労働者からヒントを得て作られたという新曲「グエンがいっぱい」が素晴らしかった)、「ここからは自分の曲はしません」と宣言された後にいきなり演奏されたのは、星野源「アイデア」のカヴァー!!!
そう、言わずと知れた、私が今年ドはまりしていた(という言葉では言い足りないほどだ、本当は)朝ドラ「半分、青い。」の主題歌です。
弾き語りの素朴な演奏と歌唱ながら、サビのテンションコードもしっかり再現されていたのと、「半分、青い。」の本質的な所を 写し取ったかのような2番の歌詞までしっかり歌われていた(ドラマ本編では1番しか流れないからね)のには本当に、感激させられました。
更にさらに、私がかつて「聡文三と彼のエレクトリックフレンド」という名前でCDラジカセでトラックを流してライヴをやっていた事に触れ、ご自身もラジカセで(しかもよく見たら使うのはカセットテープ!!)JBをループさせたトラックを流して歌われるのは私の「理想にチャンスをくれてやれ」!!!
うわ~、何というか、感謝を通り越して恐縮です。お心遣いありがとうございます。
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そして最後が私。
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(TARJEELING講演写真は聴講生の方が撮影してtwitterにアップしたものをお借りしました)

=演目=
OP SE Quiet Life (Before)
1 ある構図
2 結婚したらおしまいさ
3 It's only Electricity(But I use it)
4 時はまるで夢のように
5 THE TERROR SONG
6 ¥A
7 12歳
8 Quiet Life(After)
Encour
1 Born Free(半分、アイデア。mix)
2 シニアチャンピオンコース

本編の話をまず申し上げますと、ここ数か月来Twitterなどでしばしば「秘密特訓を行った」という記述をしていたと思うのですが、それは4についてです。
実は、振り付けを人(ぱちゅ~むのラブ・リー師匠)に作っていただいてそれを覚えて踊りながら歌う、という初めてのトライアルを行ったのです。
この秘密特訓が実は大変だった。私は好き勝手に踊るのは好きですが、ちゃんと振りを決めて、体に叩き込むという事がとにかく不得手だという事に、特訓を始めてから気が付いた(笑)。
なので、最終的に現在の状態にこぎつけるまで5か月かかりました。まあ、それが長いと思うか短いとするかはご覧いただいた諸君の判断にゆだねたいと思います(笑)。
他にも 藤田先生曰く「1曲ごとにたくさんのギミックがしかけられ」た状態で、ただでさえいつもの講演よりも長めの演目だったせいもあって終わった後にはかなりへとへとになりましたが、
自分の中の充実感も、非っっっっっ常に高い内容でした。ここまでしないと充実感を得られないのかと思うとちょっとゾッとしましたけど。

そして今回、めったにない事ですが、アンコールがかかりました。
アンコールというのは想定していなかったので(本当です)、ただただ驚くやらありがたいやら。
本編はすべて「Quiet Life」からの楽曲だったのですが、アンコールは昔からの聴講生になじみのある楽曲を選びました。
アンコール1は、MIAのカヴァー(つうかほとんど替え歌)なのですが、以前やっていたヴァージョンに星野源「アイデア」のイントロを無理矢理繰り込むという力技な1曲。
勿論これは藤田先生への返礼という意味もあります。ただ、本編で使おうか直前まで迷っていたのも事実。
それにしても、トラック編集を当日会場に出発する直前に仕上げて事前の稽古一切なしの割にはよく出来た(笑)。

改めまして、ご来場の聴講生諸君、共演の先生方、会場のgigiの皆様、振り付けの考案&ご指導いただいた師匠に厚く御礼申し上げます。
ただ、「Quiet Life」を広めていくのはここからがスタート。
来年は講演や広報活動で、どんどん諸君が本作に触れる機会を作っていこうと思いますので、
よろしくお願いいたします!!!!!

=TARJEELINGニューアルバム「Quiet Life」=
福岡が誇る「孤高すぎるおひとりさまのロックンロール発動機関」、TARJEELINGが2018年の暮れに放つ大傑作アルバム!!!
「沈みゆく国ニッポンで、この期に及んで平穏無事な生活の志向・維持に汲々とする人々」の有様を様々な角度から鋭利に批評し、
美しいメロディーとポップで多彩なサウンドと高いテンションが結合した音楽で表現した全12トラック。
TARJEELINGの最高傑作にして福岡の、いや日本の音楽が2018年に拮抗した数少ない達成。
ただいま絶賛発売中!!!
価格;1500円(税抜)

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