イヴェントです。かなり大き目の(笑)。

 先週末。土曜日はみねまいこさんと世界激場のミーティング、日曜は藤井よしえさんのがん治療支援イヴェント、「治そうぜ!」に(客として)参加。
 どちらも知的興奮とか音楽的興奮とか久し振りの再会を喜ぶ興奮とか、とにかく色々な刺激に満ちたイヴェントだったのだが、
 最後の最後にそれらを全部凌駕するような「イヴェント」に出くわしてしまった。
 
 「治そうぜ」の途中、出演者・お客さん入り乱れて会場内がかなりごったがえしてきたので、一息つきに一旦外に出た。
 会場周辺をぶらりと散歩して、さあ戻ろうかとネットカフェのある角にさしかかった際、向かい側の自動販売機のあたりで仔猫の鳴き声らしき声がする。
 一瞥したが、猫らしき姿は見えない。ただ、声の大きさと方向からして、どう考えてもとても近い所にいるのは間違いない。
 気になって周囲を調べてみたら、何とくだんの自販機の下の隙間に仔猫がはまりこんでいたのだ。1匹だけで、親猫の姿も全く見えない。
 幸い、手元に傘があった。傘の先を使って手前の方まで追いたて、近くまで来た所で腕を突っ込んで拾い上げる。
 仔猫は灰色のキジで、どこも怪我をしておらず栄養状態も悪くないが、親猫はどこにもいないし雨降ってる&天神のど真ん中で車も多いという状況でほっておくわけにもいかない。おまけにこやつ(男の子です)、床に置くとまた自販機の隙間に入ろうとしやがる(苦笑)。
 やむなく親に返すのは断念、急遽自宅に連れて帰ることにする。
 そういうわけで、「治そうぜ」の最後の方は見る事がかなわなかった。出演していた友人たちには申し訳ないことをしました。なにとぞご勘弁を。
 
 仔猫は思ったより元気である。ご飯もそれなりに食べるし、鳴き声も大きい。何より自販機の下にいたのが却って雨よけになって体が冷えてないのが良かった。
 ただ、何せ生後1月ちょっとと思しいので、これからしばらくは世話が大変である。
 今後の事(うちで飼うのか、里親にするのか)はとりあえず未定。この子の状態をもう少し見てみないと何とも言えないので。
 そういうわけで、少なくとも今週&来週に関しましては、予定していた事をキャンセルせざるを得なくなりました。
 ライヴを観に行くお約束をしてた方々(というかムネアキ君、って完全に私信だねこの箇所)、かくのごとき事情ですのでなにとぞご勘弁のほどを。