ちょっとした変化

 昨日、我が家の恒例行事となった放生会行きを行う。
 昨年から古本市はなくなってしまったのだが、結局なくなった後も行っている。
 行ったからといって特に何をすると言うわけでもなく、お参りしてぶらぶらしながら買い食いしたり陶器市をのぞく位の者なのだが、
 今年はちょっとした変化を見つけて面白かった。
 そこら中にやたらと「宮崎特産・肉巻きおにぎり」(または、それに類する商品)の屋台が出ているのだ。ちょっと歩けばすぐにそのまんま東の似顔絵に出くわす有様(笑)。
 私はこのお祭りに通うようになって10年以上経つが、出店というものはその時々の流行をそれなりに反映する反面、ある年に劇的にラインナップが変わるという事はあまりない。
 流行りものっぽいのはせいぜい1種類につき2~3件、といったところではないかと思う。
 そこへ行くと今年の肉巻きおにぎりの席巻ぶりは異様である。数えてないけど10件近くあったのではないか。それとも先の口蹄疫騒動を受けて、支援の意味もあったのかもしれない。
 
 で、そのうちの1件で肉巻きおにぎりを買って食ってみたのだが、
 う~ん、これは、おいしくない(苦笑)。
 入った店が悪かったのかもしれないが、巻いてある肉は焼肉のタレの味しかしないし(おまけに味が濃すぎ)、ごはんはべチャべチャしてるのに中の方はボソボソという最悪の状態で、大変残念な結果となっていた。
 来年は肉巻きおにぎり、どうなってるかなあ。結構淘汰されると思うが(笑)、多分それなりに美味しい店もあると思うので、頑張って欲しい所だ。
 
 そういえば今年の放生会、参拝道から(国道3号線を向かって)右にはいった奥では何やらアングラ演劇みたいなものもやってたぞ。一昔前はハブ対マングースの見世物やってたあたりで(笑)。いろいろ変化しつつあるんですね。