昨日、久し振りに大牟田ナイトに行った。
去年出演させて頂いた時以来なので、ほぼ1年ぶりである。アルバム作業が終って、やっと行く事が出来た。
フロアに機材が置かれているのは毎度おなじみだが、今回は広さを利用して左右に2ステージ置かれていた。
一方のバンドが演奏中に、もう片方のステージで次の出演者がセッティングできるので、非常にテンポ良く転換が進むのがいい(ちなみにどっちがメインでどっちがサブという違いはないようでした)。
内容と盛り上がりについては、もう当コラムの昔からの読者には言わずもがなだろう。
言わずもがななのだが、やはり毎回体験する度に、どうしても信じられない気持ちになる。眼をしばたかせて、あたりをキョロキョロしてしまう。
本当にここは日本の、シャッター商店街だらけの、一地方都市なのか?
しかもこの状況を、地元の人達だけで、一から作り上げたなんて!
呼び名なんてどうでもいいかもしれないけど、
言葉本来の意味での「ミュージックシティ」は、こっちでしょ、断じて。
いくら大企業の協賛をたんまり受けて、ユーメーなアーティスト「さん」を沢山呼んでも、百年かかってもこういう事は出来やしまい。もっとも「お歴々」は、そんな事を達成する気など端からないんだけどね。