週末日記

7/31(土)
 午前中、ゴマがワクチン接種の為獣医さんに連れて行かれる。
 ワクチンはどうという事もなく無事に終ったのだが、夜になってその影響か熱発があった。
 仔猫によってはたまにこういう事があるのだが、我が家の猫では初めての事。また夏場なので、脱水症状などを起こすのが怖い。
 水分補給の為、ポカリスエットをお湯で薄めてスポイトで与える(いやポカリスエットって、人間以外にも使えるんですよ)。
 幸い大事には至らず、翌朝にはケロッとしておった。
 
 深夜、「佐野元春のザ・ソングライターズ」を観る。今回のゲストは鈴木慶一氏。
 氏の発言で印象深いものが二つあって。
 一つは、70年代初頭に音楽活動を始めた頃の話。当時日本語ロックの世界でははっぴぃえんどという巨人が既にいたのだけれど、氏はその影響について「リスペクトするが故に絶対違う物を作ろうと思った、それこそがはっぴぃえんどへのリスペクトだと思った」という趣旨の発言をしていた。
 いやあ、ほんとにそう思う。ていうかいるんだ、「僕たち何とかさんをリスペクトしてま~す」とか言って臆面もなくそのまんまな音を出してる奴。
 私に言わせりゃそういう手合いはただの恥知らずとしか言いようがない。何がイヤだってそういう他人のスタイルを借用する行為って、労せずして似たような嗜好を持つ連中の承認を安易に取り付けて一件落着、みたいな事にすぐなってしまう点。とりあえずパンクっぽい格好してそういう音出したら、地元の「パンクシーン」とやらに容易に入り込めて群れ合えるとか、そういう類の事。
 そんな事するのが目的ならこちとら最初からロックなんてやってねぇんだよ。
 もう一つは、嫌いな言葉を聞かれた際、「あなたの音楽を昔よく聴いて『ました』といわれる事。『ありがとう』と口では応えつつ『今のも聴いてください』と心の中でいつも言ってます」と言ってた事。
 これも分かるわ~。いや、私は鈴木さんとかに比べりゃはるっかにそういう機会は少ないですがね(苦笑)、でもたま~にいるの、そういう馬鹿野郎が。
 ただ昔聴いてたとかならこっちも笑って受け流すけど、何かにつけて昔の話を持ち出して、それとの比較でしか今の俺に対して語らない奴とか。
 下らんね。そんなに過去の俺がいいなら今の俺をさっさと殺せばいい(笑)。本人良かれと思って言ってるつもりかも知れんが、そういう行為は今の俺を殺し続けてるようなものだ。
 そんな人たちに時間を割いてやるほどこちとらヒマでもお人よしでもないんだよ。
 
8/1(日)
 諸々の用事を済ませるため、天神へ。
 用事の中にはギターをメンテナンスに出すのと、ボーダーラインへ委託させて頂いていた音源の精算(売れた分のお金を頂いて、売れなかった分を引き取る事)もあった。
 最初にギターをメンテに預けたら後は楽だろうと思い、まず楽器店に行って見てもらう。
 すると店員氏「少し弦高が下がってる他はネックもブリッジも問題ありません、あえて調整する必要はないと思います」との事。え~!
 いや勿論メンテ不要なのはあり難い事だが(経済的にも)、想定外の荷物をくっつけてこの炎天下の中自転車でウロウロする事になるわけで、これはかなりしんどかった(返品分の音源も加わるし)。
 その為予定していたCD屋と本屋の物色も行わず、本当に用事だけ済ませて早々に帰宅。それでも帰宅後は完全にくたばっていた。