その後の大牟田ナイト

 昨日は大牟田ふじへライヴを観に行った。
 そう、もはや伝説と化しつつあるイヴェント、「大牟田ナイト」が行われたハコである。
 
 今回はゴールデンブラザーズ以外、どんなバンドが出るのか何も知らずに行った。
 これは、「敢えて知らずに行った」というよりはむしろ、「特に知る必要もないと思った」から、というのが正しい。
 具体的なバンドの事前チェックなどせずとも、ふじという場所に行けば何か面白い事になるだろう、むしろ予備知識はかえって邪魔になるだろう、という勘が働いたからだ。
 こういう場所というのは残念ながら今の福岡にはないと思う。
 勿論福岡にもいいイヴェントは沢山あると思うが、基本的にその良さは良い(or話題になってる)バンドを呼んでいるとか、主催者の企画力が上手いとか、そういう類の良さだろうと思う。
 そういうのじゃなくて、外国の昔話とかでよくあるでしょ?
 どのバンドが出るから、誰がお皿を回すからとかじゃなく、そこの場所に行きさえすれば最高な気分になれるからという理由でハコに人が集まるようになってそっから新しいムーヴメントが生まれましたみたいな話。
 初めてふじ行った時、正にあの話ってこういう事かと思ったわけよ。
 勿論この動きがどんどん大きくなっていくのか、それとも落ち着いていくのかどうかなんて私には分かるわけがない。
 けど、この「何かが始まりそうな」においというのは今、ものすごおおおく希少な事だと思う。
 
 今回は「大牟田ナイト」と比べたら相当お客さんの数が少なかったのだが(笑)、全く問題なし!主催者的には色々思うところもあるだろうけど(笑)。
 とにかく最初から最後までず~っと踊ってゲラゲラ笑ってた。
 いつか自分もここに出てみたい。