ミキシング、大詰め。

・2/11(金)
 三連休なので、この間にミキシングを決めてしまおうと思った。
 前回の日記で書いた「キモ曲」の残りをまず手がける。
 ヴォーカルトラックのミキシングは難しい。特に私の場合、曲によって(いや、1曲の中でもか)歌い方や音量差にバラツキがあるので、ある程度の統一感を保つのは私のミキシング技量では至難の業である。
 この「キモ曲」なんて、何回ミキシング→テストCD-Rに焼いて試聴→ダメ出し、のループを繰り返した事か。いやミキシングにいたる前段階でも、ヴォーカルなんかは10回近く録り直してたりしてるのだが。
 でもそれも、本日でやっと終わった。
 疲れたぁぁ。
 
・2/12(土)
 ミキシングの続き。
 今日は途中でいくつか差し挟む、短いインストゥルメンタルを3曲まとめて行う。
 インストとは言っても、その全てが単一の楽器で短いフレーズを繰り返し演奏するのみ、という誠にシンプルなもの(複雑なソロなど出来るわけないしね)。
 なのでミキシング自体はそれほど大手間ではない。
 その後他の曲で気になってた箇所をさっと微調整した後、いよいよアルバム収録候補曲全てを1枚のCD-Rに通して焼く。
 全て1倍速で行うので、これが結構時間がかかる。全部終えた際には既に日が暮れていた。大音量での試聴は、また明日。
 
・2/13(日)
 家人が仕事で早く起きたので、つられて起きる(何せ家を出るのが7時前なのだ)。
 起き抜けにフジテレビ系で放映されているトーク番組「ボクらの時代」(関係ないけどこの番組のスタート当初、出演者が「一仕事終えた」感じの人たちばっかりだったので密かに「ワシらの時代」と揶揄っていた:笑)を観る。
 映画「毎日かあさん」の宣伝の為だろう、今回はその出演者三人だったが、その手の「宣伝目的の出演」にしては珍しく結構面白い話が聴けた。
 「大人になる事」についての話となった際、小泉今日子さんが「大人になったら人に甘えられるように、甘えてもらえるようになった」という主旨の事を言っていて、誠にそうであるなあと感じ入る。
 のべつまくなし甘えっぱなしの人が傍迷惑なガキであると同様、甘えるべき時に甘える事のできない人もまた、他者との適切な距離が取れていないという意味で子供なんだよね。
 とか何とか偉そうな事を言っているが、私自身甘えるのも甘えられるのもいい年してすこぶる下手だ。
 諸君、この人生、大変なのだ(山口瞳風)。
 
 さて、昨日作成したCD-Rを数回試聴する。
 良い。
 だが、2曲だけ、どうしても気になる箇所を発見。
 とは言っても音量バランスをちょっといじれば解決する問題と見た。
 外出する用事があったので、先にそちらをすませてから修正作業を行う事とする。
 ところが。川端町や天神で色々買い物を済ませてから帰宅する頃には何故かすっかり疲れてしまい、それから数時間はうたた寝してしまう。
 その後も何だかこめかみの辺りがずっと痛く、結局作業は取りやめにした。
 どうもそろそろスギ花粉が舞い始めているらしい。このダルさは花粉の季節特有のものだ。
 ああ、またユウウツな季節の到来である。