twitter経由で、しばしば見知らぬひと様のブログを拝見する事がある。
大抵の場合、リンクされている記事のみを見て終わるのだが、たまに他の記事も読んでみて面白かったのでそのブログを定期的にチェックするようになる事がある。
その中の一つに、yamachanblogという、山形で二児のおとーさん&デザイナーされてる方が運営しているブログがあって、その中でショッピングモールについての記事が連投で出ていた↓。
これらの記事を読んだ時、内容への共感とは別に、どうも懐かしいというか「何か前これとめちゃめちゃ似たような事話してた事あるぞ自分」と思ったものだ。
老いた頭脳を回転させて思い出してみた。
あった。これだ。
で、この回の時に取り上げた『無印ニッポン』という本の中でいわゆる「ファスト風土」についての言及がいくつかあって、それについても議論を交わした覚えがある。件のブログの記事にそれと通じるものを感じて懐かしさを感じたのだろう。
そんなわけで『無印ニッポン』を再読してみた。
震災や政局の変化を経ているので細部についていくつか古さを感じるのは仕方ないのだが、本書の基本的な主張や問題提起は今でも有効だ。
逆に言えばここで書かれているファスト風土や地方の画一化の問題はバリバリ現在進行形で深刻化しているわけで、全然懐かしがっている場合ではない。