先日より連載を始めた「Quiet Life」に関する覚書、今回からいよいよ各収録トラックについてお話します。
ここで「Quiet Life」収録トラックについておさらいいたしますと、
1;Quiet Life(Before)
2:ある構図
3;It’s only Electricity(But I use it)
4;時はまるで夢のように
5;ポイント・オヴ・ノー・リターン
6;THE TERROR SONG
7;Quiet Life(Break)
8;12歳
9;\A
10;結婚したらおしまいさ
11;オワッタラウスに月の舟
12;Quiet Life(After)
以上12トラックを収録。
今回より1トラック目から順に説明していきます。
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概要
元々「Quiet Life」という楽曲は本作の最後に収録した（After）と銘打ってるヴァージョンがオリジナル。
（After）はアルバムの最終トラックにするよう決めていたので、それと対比させるようにオープニングに全く違うヴァージョンを収録し、（Before）とした。
ちなみに（Before）はインストゥルメンタル。
楽曲・サウンド
お気づきの方もいるかと思うが、これは某リフォーム番組が使用して広く人口に膾炙するようになった「Before/After」のいわばパロディだ。
音楽的にもこの番組のパロディの要素を取り入れようと思い、Beforeの方はその番組の劇伴のアレンジをやや意識した仕上がりになっている。
また、録音時期が2018年の夏で、この年の夏は言語道断なまでの酷暑だったので、その影響か「暑さで楽曲がぐずぐずにとろけていくような」サウンドエフェクトをかけてしまった。
最初はトラック全体にかけていたのだが、これではあまりに楽曲の輪郭が分かりづらくなったので、かけるパートとかけないパートを分けたら上手く行った。
やや白日夢じみたエフェクトおよび楽曲なのだが、「平穏な生活」という願望自体が、現代においては白日夢のようにはかなくて非現実的なものかもしれない。」
※TARJEELINGニューアルバム「Quiet Life」発売記念講演！！
日時；2018年12月9日 20時開講
会場；cafe and bar gigi(福岡市中央区清川）http://sound.jp/cafe-gigi/
料金；投げ銭制（要オーダー）
出演；TARJEELING/藤田進也/ATAMANAX/DISCHAAAGEEE
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