TARJEELING 2023年作成の新説(曲)の歌詞を掲載する その②「もっと光を」

 前回より連載開始した「TARJEELING 2023年作成の新説(曲)の歌詞を掲載する」シリーズ、前回の「置かれた場所で枯れました」はいかがだったでしょうか。

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 第2回は「もっと光を」という説(曲)です。

 説(曲)についてのコメント:
 町を歩いてor自転車で徘徊して、外猫さんと出会うのが好きだ。
 完全に野良の子も多いが、地域の人たちが世話している猫さんもいる。
 中でも質素な身なりをしたお年を召された方が、毎日決まった場所で猫さん達にご飯をあげる様子を複数の場所で目にする機会があり、その方たちの日々を勝手に想像して作り上げた説(曲)。
 初出時には(仮)と表題につけておいたが、やはりこれ以外の表題は考えられないと思い、今回(仮)は外した。


もっと光を
作詞、作曲:聡文三

肩よせ合って暮らしてる
老いた人と老いた猫
狭い路地裏の片隅で
いつも いつでも 共にいる

寒い夜には夢を見る
幼い頃の思い出と
めぐり合う前の寂しさを
老いた今でも夢に見る

もっと光を
もっと光を
あの二人に
もっと光を

いつか来る日も分かってる
老いた人と老いた猫
困らぬだけの事を残して
何も語らず朝を待つ

それでもいつも気にかかる
一人残した後の日を
こんな風にしか生きられぬ
それを責めるように風が吹く

もっと怒りを
もっと怒りを
この世界に
もっと怒りを

もっと光を
もっと光を
この世界に
もっと光を


聡文三音楽活動30周年記念作品、
TARJEELING 6th Album 「F1 Blues」(品番:THCD-010)、絶賛発売中!!!
全14トラック、2000円(税抜)。
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