不定期連載 馬の脚

不定期連載「馬の脚」第11回「馬脚をあらわした、その先へ」

今日は震災後1年という事で、この国のありとあらゆる立場の人が色んな所で色んな事を発言するでしょう。 正直、私なんかの出る幕じゃねえという気もします。 また、常日頃享楽的なライフ、震災前と何ら変わりない考え方で日々をお過ごしの方々や各種メディ…

不定期連載 馬の脚 第10回 「脱原発デモ 参加2回目ですの記」

昨日、福岡市天神にて行われた脱原発twitterデモに参加した。 脱原発デモに参加するのは2回目である。 1回目は去年の6月。う~む、8ヶ月ぶりか。もう少し参加したかったのだが(結構こっちの予定とかぶるんだよね)。 さてさて今回集合場所を訪れてまず思っ…

不定期連載「馬の脚」第9回「恋する原発」を読んでしまった!

大変久し振りの「馬の脚」であります。 ここの所はてめえの商売(アルバムリリースの事ですね)に付随する事で忙しかったというのもありますが、 段々色んな事を知ったり、改めて気付いたりしていく上で「これ以上何を言ったらいいのか、分からなくなった」…

不定期連載「馬の脚」第8回「6月11日の反原発サウンドデモにわずかばかり参加して思った事」

前回の本コラムで予告したとおり、今回は6月11日の反原発サウンドデモに(ちょっとだけ)参加したので、それについて書こうと思います。 まず私、反原発のみならず、いかなる種類のデモにもこれまで参加したことがありませんでした(あ、1回だけあった。公務…

不定期連載 馬の脚 第七回 「猫者として」

震災直後はさすがになかったが、しばらくしてから被災者の飼っていたペットや家畜の救済・処遇についての報道が目に付くようになった。 現実に猫と暮らしている人間としては、この案件はまったく他人事ではない(原発の話も別な意味で他人事でないが)。 私…

不定期連載「馬の脚」第6回 「『100,000年後の安全』に見る、『業』としての原子力」

先日、話題のドキュメンタリィ映画『100,000年後の安全』http://www.uplink.co.jp/100000/を観てきた。 本文と関係ないが観に行く前、家人と途中で偶然出会った友人の両方から、「楽しんできて」と言われた。 ははは、「楽しんで」観る映画じゃないわ…

不定期連載 「馬の脚」第5回 「今この国に足りないものは、埴谷雄高である。」

先日、YOUTUBEで、10数年前のTVドキュメンタリー「埴谷雄高独白~『死霊』の世界」をまとめて観た。 埴谷雄高。1909年生まれ、1997年没。小説家。 私は作品のほんのいくつかと、彼の死後('98年)に関係者や影響を受けた人(お手伝いさんから思想界の巨人ま…

不定期連載 「馬の脚」 第4回「『正しさ』にうつむくあなたへ」

今この国では、「正しい事」が蔓延している。いや正確に言うと「正しさ」の内実を求めない思考停止と同調圧力が蔓延している。 具体的にどの事を指すのかは言わずもがなだと思うが、例をいくつか挙げておくと、買いだめを控えろだの節電しろだのを何人ものタ…

不定期連載 「馬の脚」第三回「天罰考」

前回分、論旨としては間違ってないと思うけど、もうちょっとコンパクトにまとめて書きたかったのう。 まあ一つ言えるのは、藤波さんよりは確実に知的じゃないね俺(笑)。 それと、「こんな事書いても金を生まない、役に立たない、被災者の為にならない」とい…

不定期連載 馬の脚 第二回「大人の責任」

前回より始まった不定期連載「馬の脚」。 第一回の分を改めて見直すと、う~ん、手ぬるい! 「馬脚を現す」にも何にもなってねえぜこりゃ。 もうちょっと直截に書いてみようか。 あのね、チャリティライヴで義援金とか、そういうのは俺、嫌いなの! 黙って金…

不定期連載 馬の脚 第一回「出来ること」について

ご無沙汰しております。聡文三です。 お元気でしょうか。って、あまり元気の出ない状況ではありますが。 突然ではございますが、これからしばらく、震災以降に考えた事について不定期で長文を書いていこうかと思っています(いつまで続くか分かりませんが)…